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12月, 2009の投稿を表示しています

この世に生まれてきた万人共通の理由はあるのか(宗教編)

私たちが生まれてきた共通の理由というのは存在するのだろうか。今回は、宗教の視点から具体的に考えてみたい。もちろん、信仰心がなくても宗教から学ぶことは可能。なので、宗教と信者を結びつける信仰心の説明は省略する。 まず、私たちが宗教を信じるメリットは何だろう。それは、信仰心が人生の七難八苦を乗り切る力(=心の支え)として機能するから。宗教関係者に言わせれば、宗教のメリットはそんなレベルじゃないと反論されるであろうが、信仰者の大多数は残念ながらそんなレベルだ。宗教の教えが処世術として数多く紹介されていることからもそれは明らか。なので、ここでは処世術のひとつとして、万人に当てはまる生まれてきた理由を探してみよう。 私たちが生まれてきた理由に対する宗教の答えは明確である。誤解を恐れずに例えると、ピカピカの1年生になること、小学校に入学することがこの世に生まれることであり、義務教育課程をマスターすることが生きる理由である。マスターする義務教育過程の内容は、神や指導者の教えに従って(=彼らを見習って)生きること。彼らを見習って生きるとは、人生の七難八苦を乗り切る自力を養うこと。しかも教えに従った方法で。自力をつければ義務教育課程はマスター、卒業となる。卒業とは死ぬこと。しかし、現実には多くの人が卒業できないのに死んでいくように映る。 卒業する前に死ぬとどうなるかは明確ではないが、輪廻転生(りんねてんしょう)を前提に教義を構成している宗教が多いように思われる。ただ、内容を明示している宗教は少ないので、例えば現世で小学校2年生の課程まで終了できたら来世では小学校3年生から始まるのか、義務教育課程を終了できたら次はどうなっているのか等々疑問に対する答えは様々。やれ宿命だ、やれ因果だという論調の解説本も多いが、ここでアドバイス。「再入学を当てにするな、前世の自分を引き摺るな」である。「前世からの因果だから受け入れるしかない」、「宿命だから仕方ない」という現実逃避の言い訳に使いだすと義務教育課程のマスターは一生終らない。 カルマや輪廻転生をすんなり納得する前に、義務教育課程をマスターさせられる人とは何かを宗教的に知る必要がある。三大宗教であるキリスト教、イスラム教、仏教に共通しているのは、あなたの魂そのものが義務教育過程をマスターすべき人だということ。宗教が常に禁欲をあなたに求めるのは、快...

私たちはなぜ生まれてきたのか(自問他答編)

自問自答で答えを得られなかったのであれば、今の自分以外の何かに答えを出してもらうしかない。お母さんのお腹に宿る前に生まれてきた理由があると考えている人も同様。何に答えを出してもらうかを決める場合の選択肢はいくつかある。占い、宗教若しくは霊能者にお願いする、又はスピリチュアルな本から探すなどなど。 スピリチュアルに答えを求める前に、まず宿命と運命を理解する必要がある。宿命と運命を堪え忍ぶために生まれてきたと早合点しないためだ。それに、堪え忍ぶことで得られるものは多いし、それらを得ることが生まれてきた理由を知る近道になるかも知れない。 くどいようだけど、スピリチュアルな話を理解できないからと否定する必要はない。理解できたとしても証明できない、信じるか否かの世界だから。誰もが信じていて証明できない身近な例は「愛情」。嘘だと思うなら愛する人に自分の愛情がいかに深いか証明してみたらいい。言葉や行動で証明しようとするなら、誰にも真似のできない証明方法を選ぶこと。あなたの真似を誰かができた時点で、愛情がなくてもできると反対に証明されてしまうから。100%確実でないなら、100%に足りない部分を信じるか否かであなたも決めてきたはず。信じられないくらい、私たちは毎日多く人やものを信じて生きている。 問題は、占い、宗教、霊能者、スピリチュアルな本から得た答えを信じていいものかどうかの判断。そこで提案したいのが、万人に共通な「生まれてきた理由」から探すこと。あなただけのスペシャルな理由がいきなり示されたとしても、共通な理由を見出すまで保留にしておくこと。共通な理由は原則なので、あなただけのスペシャルな理由がこの原則と両立できるものかどうかを確認する方が先決。両立できなければ信じない方が賢明。 ようやく本題。あなたが生まれてきた理由を探す前に、私たちが生まれてきた共通の理由があるか否かを考えてみたい。でも、一息入れたいので次回に。 「運命と宿命」に関する本

私たちはなぜ生まれてきたのか(自問自答編)

子孫を残すため、と考えるのが地球の一員としての共通の義務。でも、これでは子孫を残さない、残せない人に対する配慮が足りない。「生きてきたからには何らかの使命があるはずだ」と高尚に考えたがる人には、そもそも何の回答にもならない。個人レベルで答えを見出すためのヒントくらいは欲しいところ。じゃあ何? まず、解決しなきゃならないのは、いつ「生まれる理由」が発生するのかという時期の問題。お母さんのお腹にあなたが宿る前か後かということ。前だと考えると、人間になる前に決まってしまうことになるので、今のあなたが関与できない世界、霊や宗教のいわゆるスピリチュアルな世界に踏み入って答えを探すことになる。胎児以降だとすると、生まれてきた理由はあなた自身が決めることになる。あなたがこれだと決めた理由があなたの生まれてきた理由だ。誰も反論できないから、誰も正解かどうかを知る術がない。「家族を守るため」、「有名になるため」、「金持になるため」、「あなたと結婚するため」などなど、人の数だけ理由も存在する。えっ?いまいち納得できない?歳と共に理由がころころ変わっていくのはおかしい?では、スピリチュアルに考える? 先に進む前にお断り。歳と共に理由がころころ変わってもおかしくはない。理由がひとつとは限らないから。それから、スピリチュアルに答えを求めても、理由どおり生きるかどうかは今のあなた次第だと考えることにする。宿命だ運命だを考えると、理由どおり生きられない自分を宿命や運命のせいにして、結局は理由を知っても意味がないから。 ここまで整理できて、ようやくスピリチュアルな世界の話が理解できるようになる。信じようとする必要はないし、理解できないからと否定する必要もない。五感、正確には自分の脳が理解、少なくともイメージできないものを人は理解できない。より正確に表現すれば、脳ではなく魂と呼ばれているものかもしれない。記憶装置以上の機能を脳が持っているのかまだ解明されていないから。いずれにしても、無理にわかろうとしないこと、むやみに信じようとしないことが大事。自分が納得できなければ、たとえ正解を見出したとしても理由を知ったことにはならないから、今後の人生に「理由」を期待どおり活かすことはできない。